LGBTQなど性的マイノリティーの当事者や支援者らが差別や偏見をなくすよう呼びかけるパレードが、東京 渋谷で行われました。 パレードは、世界各地で性的マイノリティーの人たちの権利向上などが呼びかけられる6月の「プライド月間」に合わせて開催されました。 主催者によりますと、初めてこのパレードが日本で開催されたのは1994年で、ことしは、およそ1万5000人が参加しました。 参加者たちは性の多様性を象徴する虹色の服や旗を身につけたり、「結婚の自由をすべての人に」などと書かれた看板を掲げたりしながら、およそ2キロのコースを歩きました。 パレードに参加した東京に住む60代の人は、「6回目の参加ですが、若い参加者が増えたり、沿道のお客さんがハイタッチしたりなど、ずいぶん雰囲気が変わってきたと思います。世の中は変わりつつあるのに、法律や制度が追いついていないと感じています」と話していました。 パレード