かたつむりリアルフィギュアの衝撃。京都府木津川市にある「かたつむりミュージアム・らせん館」にお邪魔してきた 知人が「こんなところがあるよ」と軽い感じで教えてくれた、京都府木津川市にある「かたつむりミュージアム・らせん館」。HPを覗いてみたところ、ただならぬオーラをビビビッと感じたので、さっそく取材させてもらってきた。 「軟体部を再現した標本」の衝撃 これは生きているカタツムリ(クチベニマイマイ、関西を中心に分布)。死んだら殻しか残らない。 カタツムリに限らず、軟体動物は生きていたときの姿をそのまま標本にすることが難しいとされている。お肉の部分(軟体部)が腐らないようにホルマリンやエタノールで液浸標本にすると、色が変わってしまったり、なんとなくブヨッと膨れた感じになってしまうのだ。さりとて乾燥させて残るのは殻や骨だけ。 「かたつむりミュージアム・らせん館」では、死んだカタツムリの殻に樹脂で作
