タッパーウェアブランズ・ジャパン(株)(TDB企業コード:980828671、資本金4億5000万円、千代田区紀尾井町3-12、代表平嶺寿仁氏)は、6月11日に東京地裁より破産手続開始決定を受けた。 破産管財人には澤野正明弁護士(シティユーワ法律事務所、東京都千代田区丸の内2-2-2、電話03-6212-5500)が選任されている。 当社は、プラスチック製保存容器「タッパー」の生みの親である米国のタッパーウェア・ブランズ・コーポレーション(米ニューヨーク市場上場、以下、米タッパーウェア社)の日本法人として1963年(昭和38年)4月に設立され、日本国内での販売を手がけていた。 米タッパーウェア社は、アメリカ人のアール・S・タッパー氏が開発したタッパーの販売を目的に1942年に設立。当時、密封できる容器は画期的で、タッパー氏はのちに特許を取得した。販売は、販売員が商品の密封性や正しい扱い方を
