大谷選手は、おととし9月に自身2度目となる右ひじじん帯の修復手術を受け、その後は指名打者として出場を続けながらピッチャーとしてのリハビリを続けてきました。 当初は、7月のオールスターゲームの後に先発ピッチャーとして復帰する見込みでしたが、短いイニングで投げることを前提に復帰が早まり、16日、本拠地のロサンゼルスで行われたパドレス戦に1番ピッチャーとして先発出場しました。 663日ぶりに大リーグのマウンドに上がった大谷選手は、1回、連続ヒットと自身のワイルドピッチでノーアウト一塁三塁のピンチを背負うと、3番のマチャード選手に犠牲フライを打たれて1点を先制されました。 しかし、続く2人のバッターは内野ゴロに打ち取り、この回でマウンドを降りました。大谷選手は1イニングで球数は28球、ヒット2本を打たれ1失点でしたが、ストレートの最速は161.2キロで、平均でも159キロと手術前と変わらない力強い
