
先日、弊社のお客様からWindows10のパソコンだけNASに接続できなくなったと問い合わせを頂きました。 詳細を聞いて下記のことがわかりました。 今までWindows7のパソコンでNASに接続していた。 パソコンの入れ替えで10台あるうち5台をWindows10のパソコンにリプレイスした。 Windows7のパソコンは今まで通りNASに接続できる。 リプレイスしたWindows10のパソコンだけNASに接続できない。 NASやルータなどその他の機器の設定は変更していない。 上記のことから以前、突然NASに接続できなくなった原因がSMB1.0という記事をこのブログでスタッフが紹介したのを思い出し、SMB1.0が無効になっていることを疑いました。 SMB1.0の有効化 突然NASが使えなくなった原因はSMB1.0の無効化だった!に紹介されていたとおりに、SMB1.0の有効化を行いました。しか
「ウィンドウズ10にアップグレードしたら、アイオーデータ製のランディスクの共有フォルダに入れなくなった」とか、「新しくWindows10のパソコンを導入したら、そのパソコンだけ共有フォルダにアクセスできない」といったお問合せがあります。 幾つかの原因が考えられますが、比較的多い原因の1つが、「SMB」です。 万が一、Windows10のPCだけが、NASやテラステーション(Tera Station)、リンクステーション(Link Station)にアクセスできない場合には参考にしてみてください。 ※もちろん、障害内容によって適切なアプローチは変わります。あくまで一つの例として参考ください SMBとは 「SMB」とは(Server Message Block)の略称です。主にウィンドウズパソコン向けに開発されたLAN環境下でのファイル共有やプリンタ共有の通信プロトコルです。2000年、マイク
前回(「Windows 10のデバイスドライバーで見えた、今秋の大型アップデートの可能性」)と前々回(「Windows Updateを飼い慣らして、都合のいい時間に再起動させる方法」)にWindows 10の機能アップデート(あるいは機能更新プログラムとも)についてちょっと触れた。 Windows 10において機能アップデートと呼んでいるものも、実際にはこれはバージョンアップだ(アップデート後にWindows 10のバージョンも上がる)。ただ、これまでWindowsのバージョンアップという言葉は、Windows 7から8といった世代の切り替わりのときにだけ使われてきた。しかし、そろそろバージョンアップと言い切ってしまってもいいのではないかと思う。さて、現在のWindows 10には、2つのバージョンアップ方法がある。今回はこれについて説明したい。 Windows 10のバージョンアップは、
Windows 10の「ゲームバー」で画面を動画キャプチャする アプリの操作手順などを動画でキャプチャしたい場合は、Windows 10に標準搭載されている「ゲームバー」を利用するのが手軽です。この記事ではゲームバーの起動から使い方まで、説明していきます。Windows 11でも同じ方法で画面録画が可能です。ゲームバーはその名の通り、ゲームプレイを録画するのが主な使い方ですが、ビジネス用途にも問題なく使えるキャプチャツールです。 ゲームバーはアプリの動作を録画できるので、Excelなどアプリの使い方を説明するための動画作りにも便利です。録画データはPowerPointのプレゼンテーションに挿入することも可能です 以下、検証にはWindows 10 バージョン20H2(October 2020 Update)を使用しています。 「ゲームバー」の使い方、起動は「Win」+「G」キー まず録画し
デジタルデバイスに関して、私が定期的に(そう、定期的にです)実行を心がけているタスクの1つに、PCの初期化と「Windows 10」のクリーンインストールがあります。 システムをリストアすることで、そのマシンが持つパフォーマンスを最大限引き出せるようになるのですから、1~2時間をかけてもやるだけの価値はあります。 しかも、作業はこの上なく簡単です。 確かに、それまで使っていたアプリやデータをリストア後のマシンに戻すのに多少の時間はかかります。でも、事前にきちんとバックアップしておけば、こちらの作業もとても簡単に済ませることができます。 簡単と連呼しましたが、実際の難易度はどの程度でしょうか? では早速、具体的な手順を説明しましょう。あまり手間をかけずに、Windows 10をクリーンインストールしたばかりのマシンにデータを戻す方法を、以下にいくつかご紹介します。 クラウドストレージをフル活
訪問ありがとうございます。社内システム管理者、中小企業の経営者向け情報とまれに京阪神の情報も発信しています。 2020 年12月のセキュリティ更新プログラム (月例) Microsoft®Update カタログ ← KBからの番号がわかる場合はこちらから検索 今日はOffice関連の更新もあります。ユーザーからエクセルが遅いなどの問い合わせがあればバックグラウンドの更新負荷が原因の時もあります。 今日でWindows 10 May 2019 Update(バージョン 1903)はサポート終了します。バージョン 1903から1909への移行は比較的短時間で可能ですが更新画面下部に最新版のWindows 10 Version 2004 H2への更新案内があるときはこちらを選択します。 最近パソコンが不安定との問い合わせが増えています、原因の特定は出来ていませんがシステムファイル関連の「sfc
Windows OSを使い始めるとき、さまざまなWindows OSのカスタマイズ設定だけではなく、アプリケーションやツールのインストールが不可欠だ。それには、それぞれの配布サイトを開き、インストーラーをダウンロードし、インストールの実行、初期設定の実施などの多くの工数がかかる。 こうした手間を省くのが「パッケージマネジャー(パッケージ管理システム)」と呼ばれる機能で、アプリケーションやツールを一括で管理し、スクリプトなどでパッケージのダウンロードからインストールまで(場合によっては初期設定まで)を行える。 実はWindows OS向けにも、「Chocolatey(チョコレティ)」などのオープンソースで提供されているパッケージマネジャーは存在しているが、まだ一般的とはいえない(知っトクWindowsツール「コマンドでWindowsアプリを楽々管理『Chocolatey』」参照のこと)。 M
Windows 10 v1909のWindows Updateクライアントに20H1 (Version 2004) が落ちてこないので、詳細オプションの機能更新プログラムの延期日数を1に変更したら速攻で20H2が落ちてきました。 20H1を経験することなく20H2へ移行してしまいました。 20H2が落ちてこないとお悩みの方向けに、私が実行した手順をメモしておきます。 20H2へアップデートすると、「更新プログラムをいつインストールするかを選択する」の設定機能は削除されます。 詳細オプション Windows Updateの詳細オプションでは、更新の一時停止日数、機能更新プログラムおよび品質更新プログラムの延期日数を指定することができます。 私の環境では、 「更新プログラムをいつインストールするかを選択する」オプションで、延期日数を「1(イチ)」に変更したタイミングで20H2が落ちてきました。
Windows 10 Ver.20H2の一般向け配信が開始されたのに いまだにVer.2004が落ちてこないマシンがある 仕事柄、筆者宅には、Windows 10が動作しているPCが複数ある。Windows Insider Previewをインストールしているマシンもあるが、何台かは最新のWindows 10を入れている。その中には、Windows 10 Ver.2004がいまだに“落ちてこない”機種がある。すでに「October 2020 Update」ことWindows 10 Ver.20H2の一般向け配布が開始されているのに、Windows 10 Ver.1909のままなのだ。 機種によって配布が遅れている原因は「Safeguard Holds」と呼ばれる措置が原因だ。これは機能アップデートを実行した結果、障害が発生することをMicrosoft側で検出した場合に、同じ条件を持つマシン
ストレージパフォーマンスが変わらなかったとしても…… WindowsでLinuxバイナリを実行する技術である「WSL (Windows Subsystem for Linux)」は、「Windows 10 version 2004」から導入されたWSL 2とそれ以前のWSL 1とで実装系がまったく異なる。改善したとか一部を差し替えたとかそういったレベルではなく、まったく別のものとして開発されている。WSL 1とWSL 2については本連載でもこれまで何度か特徴を説明してきた。今一度簡単にまとめると、次のようになる。 WSL 1 LinuxカーネルのシステムコールをWindowsカーネルが処理できるシステムコールに変換して実行する技術および実装系。LinuxとWindowsの差異に関してはシステムコール差し替えを行う段階で吸収したり、専用のドライバをかませたりするなどして吸収している。他のカー
レポート WindowsとLinuxの融合をさらに進めたマウントオプション - 阿久津良和のWindows Weekly Report Microsoftが米国時間2020年9月10日にリリースしたWindows 10 Insider Preview ビルド20211では、WSL2(Windows Subsystem for Linux 2)の機能として、Linuxのファイルシステムでフォーマットしたストレージをマウントする機能を追加している。公式ブログによれば、ext4をはじめとするWindows 10がサポートしていないファイルシステムへアクセス可能になるという。 こちらはWindows 10 Insider Preview ビルド20206のwsl.exe。オプションまで翻訳しているが、「--mountや--unmount」が確認できる 筆者も動作を確認しようと、Windows 10
◆ Live配信スケジュール ◆ サイオステクノロジーでは、Microsoft MVPの武井による「わかりみの深いシリーズ」など、定期的なLive配信を行っています。 ⇒ 詳細スケジュールはこちらから ⇒ 見逃してしまった方はYoutubeチャンネルをご覧ください 【5/21開催】Azure OpenAI ServiceによるRAG実装ガイドを公開しました 生成AIを活用したユースケースで最も一番熱いと言われているRAGの実装ガイドを公開しました。そのガイドの紹介をおこなうイベントです!! https://tech-lab.connpass.com/event/315703/ こんにちは、サイオステクノロジー武井(Twitter:@noriyukitakei)です。今回は、第4回シリーズで、WSL2、Visual Studio Code、Docker、Windows Terminalなどの
Windows10 の過去バージョンのダウンロードは、PCにインストールしなくても利用できるアプリで、主にインストールメディアを作成する「Rufus(ルーファス)」で可能です。Windows10 の公式サイトでのダウンロードは、最新バージョンのみです。 このページでは、「Rufus」で Windows10 の過去バージョンをダウンロードする方法を紹介しています。 マイクロソフト社が提供しているツールで、最新バージョンのダウンロードとインストールメディアの作成方法は、下記のページをご覧ください。 Windows10 インストールメディアの作製方法 現在 Microsoft社の仕様変更で、Rufusなどのアプリで Windows の過去バージョンがダウンロードできない問題が発生しています。過去バージョンのダウンロードは、アプリ側の対応を待つ必要があります。 Windows10 の過去バージョン
給付金や中止になった色々なイベントの返金で気が大きくなった結果、Ryzen 9 3900X を使った新しいメインデスクトップマシンを組んでいた。構成はこんなかんじ。 CPU: AMD Ryzen 9 3900X 3950X も考えたけど、コスパ重視で 3900X のほうを選んだ AMD の CPU を買うのは今回が初めて GPU: NVIDIA GeForce GTX 1660 Super (GG-GTX1660SP-E6GB/DF) せっかく Windows をメインマシンにするならということで快適にゲームできそうなところを選んだ 正直知見が薄いので GTX 1660Super に決めた後は適当に買いやすいのを選んだ RTX はまぁ要らんやろ…… MB: ASRock X570 Extreme4 自分の趣味により基本 ASRock 余分な M.2 の口とかが欲しい前提で Steel Le
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